古本好きにはたまらない「東京名物 神田古本まつり」とは?

神田古本まつりとは

神田古本まつりとは、神田の代表的なイベント行事で、書物に関する色々なイベントであり、数多くの読書ファンに支持されている催しです。
近年、東京名物として知名度も高くなり、定着しつつある為、日本全国、及び海外からも古書の良品を求めて神田古本まつりに沢山の人が訪れています。
神田古本まつりの開催中は、街中が賑わっており、古書店だけではなく、地元の商店街や千代田区地域全体で話題となるビッグイベントの1つです。

神田古本まつりの特徴

神田古本まつりは、すでに60年近い古い歴史のある行事で、主催は神田古書店連盟で、千代田区共催、東京都後援の地域ぐるみの大きな風物詩となっています。
都営地下鉄、東京メトロの神保町駅からすぐ、神田神保町古書店街で行われており、参加店は約100にも上り、出品数はのべ100万冊です。

神田古本まつりの歴史

神田古本まつりは1960年に始まった催事であり、神田古書店連盟によって行われる1年で最大の年中行事です。
神田神保町の古書店街神保エリアは、駿河台下の交差点~専大前交差点まで、東京古書開館であり、日本屈指の古書の街神田神保町古書店街の最大イベントとなり、表通りにはずらり書棚を並べた本の回廊が現れます。
期間中は稀書や珍本が見つかるかもしれない特選古書即売展や、蔵書院まつりといったイベントも開催されており、購入した本は手で持ち帰るのが大変な場合は宅配サービスが利用できますので手ぶらで帰宅できます。

神田古本まつりの魅力

神田古本まつりでは、靖国通りの歩道に現れる書店と書棚で囲まれた500メートルもの本の回廊が名物で、年に一度の100万冊大放出の大バーゲンです。
また、特選古書即売展では、神保町にある有力古書店有志によって行われる展示即売会が大人気で、古典籍や肉筆資料、更に近代初版本に至るまで並べられています。
いつもは店頭のみでしか見ることができなかった貴重な古書が一同に集まるイベントですので、自分だけのお宝の1冊が見つかるかもしれません。

また、博物館や美術館のような場所でしか見ることができないような稀少な書籍類も展示会がありますので、古本好きにはたまらないお宝探しとなるでしょう。
神田古本まつりでは、毎年恒例のチャリティー・オークションも行われており、声を出して競り入札に参加してみることをお勧めします。
チャリティー・オークションは誰にでも参加できる書籍オンリーのオークションとなっており、有志書店からの選りすぐりの本がオークション形式で販売されています。
このチャリティーで得られた売り上げは、一部が千代田区を通して関係機関に確実に寄付が行われますので、参加する事で社会貢献にもなり、一石二鳥です。