フジオロックフェスティバルとは
フジオロックフェスティバルとは、その一生をギャグの為に生きた赤塚不二夫の意志を継いで、没後10年の命日を偲んで全員でバカ騒ぎをしようという音楽・落語・盆踊りを融合させたイベントです。
ライブあり、落語もあり、盆踊り、そして屋台もあるという赤塚不二夫が没した後も、音と笑いと踊りに祭りを2日間に詰め込んで、思い切りバカを楽しむフェスティバルです。
フジオロックフェスティバルの特徴
フジオロックフェスティバルのメインのコンテンツは2日間連続で行われるライブです。
ライブの出演者は、赤塚不二夫をリスペクトして止まない有名アーティスト達ばかりで、ライブでしっかり盛り上げてくれます。
赤塚不二夫は、かつて立川流に入門していた経緯もあり、立川不二身という名を持っています。
寄席は昼と夜の2度に分かれ、フジオ10年分のおバカ寄席として開催され、フジオロックフェスティバルに大きな笑いの渦と涙をもたらしてくれるのは、日本落語会を引っ張る実力派の噺家達です。
フジオロックフェスティバルの歴史
2018年は赤塚不二夫の没後10年となり、赤塚不二夫と言えば、天才バカボンをはじめ、おそ松くん、もーれつア太郎等、歴史に残るギャグ漫画を生んだ名作家です。
後世に受け継がれる名言「ウケるためなら死んでもいい」と言い残し、一生をかけてギャグに生きた赤塚不二夫を弔う為にバカ騒ぎをしようと、赤塚不二夫をリスペクトするアーティスト達が集結したのがきっかけとなります。
フジオロックフェスティバルの魅力
フジオロックフェスティバルで行われる夏祭りは、日本一バカな仲間達とする日本一バカな盆踊り「バカ盆踊り」です。
センター広場の中央に組まれた櫓の周りには、数多くの提灯を張り巡らされ、夏祭りの雰囲気を醸し出します。
夕方から開催となるバカ盆踊りは、ステージにビッグアーティスト達が登場して、踊り担当の舞踏団の人々が浴衣をまとって櫓に上がり、更にバカ盆踊りを盛り上げていきます。
その後没10年ライブが始まり、フジオロックフェスティバルのステージ最後を飾るのは、フジオ音頭です。
フジオロックフェスティバルの出し物であるライブや寄席、バカ盆踊りでは、出演者が色々な形で赤塚不二夫ネタを寄せてくるのも盛り上がるポイントです。
噺家が高座や寄席で赤塚不二夫を滑りこませたり、ライブでも漫画ネタを仕込んでいたり、モニターにも赤塚不二夫が映し出される等、赤塚不二夫ワールドが炸裂しています。
ライブの締めにおいても、BGMにバカボンのパパのアニメソングが流れる等、終始赤塚不二夫一色のフジオロックフェスティバルは、赤塚不二夫ファンなら必ず行っておくべき祭りと言えるでしょう。