新宿の夏の風物詩と言えば「新宿パークシネマフェスティバル」

新宿パークシネマフェスティバルとは

新宿パークシネマ フェスティバルとは、高層ビル群のまた奥にある、都会の中に現れた緑と空が広がる新宿中央公園にて開催される野外映画上映会です。
新宿パークシネマ フェスティバルは、新宿のセントラルパークを、これから新しい街の交流の場、楽しみ方として発展させることが目的です。
このまま続くようであれば、近い将来、新宿中央公園と他の新宿区内にある公園とも連携して、新しい新宿の夏の風物詩にしていこうというプロジェクトになります。

新宿パークシネマフェスティバルの特徴

新宿パークシネマ フェスティバルで上映される無料の映画は、野外で映画を見るという行為の醍醐味を感じられるような作品が選ばれます。
鑑賞体験とその地域の公園の雰囲気を同時に楽しめることが、野外のポイントとなりますので、この新宿の街だからこそ見るべき映画とは何かを考えて上映されます。
尚、作品は上映される日によって異なりますので、その日の気分に合わせて映画を楽しむことができる事もポイントです。

新宿パークシネマ フェスティバルの期間中、キッチンカーも登場し、毎日様々な美味しいメニューを提供してくれますので食事をしながら映画鑑賞も楽しめます。
ただし、野外映画上映会の会場内には、飲食物を持ち込むことはNGですので注意しましょう。

新宿パークシネマフェスティバルの歴史

新宿パークシネマフェスティバルは、2017年に初めて行われた野外映画上映会で、その後不定期で行われることになったイベントです。
新宿中央公園という空間を生かして新しい楽しみを提供できないかと探していたところ、映画には広がりがあると考えて企画を立ち上げたことがきっかけだそうです。
当初の来園者は、新宿西口で働く人がほとんどで、新しい客層に広がらないと考えられていましたが、イベント回数を重ねていくと、新宿中央公園の真下にある都営大江戸線の都庁前駅から人が上るようになって、椅子が埋まるようになります。
また、それまで新宿中央公園付近では見かけなかったカップルや外国の来園者が集まるようになったそうです。

新宿パークシネマフェスティバルの魅力

新宿中央公園は、新宿という特殊な立地の為、超高層ビル群の中にあって、大きな森林が広がる地域です。
この環境で上映することは、他ではできない特別な空間であり、ダイナミックさが立体的にスクリーンに反映されることになります。
元々お酒を飲むイメージが強い新宿において、このイベントを通してお酒以外に楽しめる手段を提供したいという意気込みが、楽しみを増す魅力の1つに数えられるでしょう。
会場にはオシャレなキッチンカーも登場し、お酒や食事を提供、イベントの演出にも協力しています。